発達障がいなのでは?と悩んだ時のことを教えてください。
自分は発達障がいだと思っていました。でもそれは愛着障がいかもしれない、という話をきいて気が楽になりました。
発達障がいって、自分が悪いと思っていたけど、歪みを修正できればそんなに落ち込まなくても、ありのままの自分でいいなと思えるようになりました。
「あれもこれもダメ」って言われ続けて「自分はダメだな」と思っていたけど、カランコエスタッフや周りの人に客観的に聞いてみると、「そうでもないな?」と思えるようになりました。自尊心が育ち、「あれもできるこれもできる!」に変わっていき、資格もとれました。
健康を取り戻せれば、発達障がいかどうかはたいした悩みじゃない。いつでもまた取り戻せます。特性のデコボコについてはしょうがないのだから、自分の強みを伸ばしたらいいんです。
発達障がいの診断はどのようなものでしたか?
心理士のテストを受けて知りました。
認知推理が弱い(想像力がないから騙されちゃう)ということと、ワーキングメモリーが人よりも少ないとのことでした。
「普段から困るのはコミュニケーションと家事だと思います」と言われショックでしたが思い当たるところがありました。
その後、
コミュニケーションの本を読んだり、一方通行にならないように、共感する、否定しない、会話泥棒にならないようにするなど工夫するようになりました。
自己理解が進み、自己受容できるようになったからか
今は周りで困っている方の悩みを聞き、寄り添い、感謝されるようになったんです。
人の役に立つために、私は発達障がいという経験をしたのだなと思っています。
Comments